2017年 08月 09日
12本立て♫⑧【目を閉じて山を登る】~婚姻届に署名 いよいよ早池峰山へ出発~ |
ここまでの流れは以下参照
・12本立て♫①はじまりのはじまりのはじまり
・12本立て♫②はじまりのはじまり
・12本立て♫③【目を閉じて山を登る】〜プロローグ〜
・12本立て♫④【目を閉じて山を登る】〜関係メール その1〜
・12本立て♫⑤【目を閉じて山を登る】〜関係メール その2・その3〜
・12本立て♫⑥【目を閉じて山を登る】〜関係メール その4〜
・12本立て♫⑦【目を閉じて山を登る】〜大阪出発!岩手へ〜
の続きです。
◇◇◇◇◇◇◇◇
匠が目隠ししての登山に挑みます。
そんな出発直前の
・
・
・
・
・
じゃーん!
匠とあっこちゃんが
婚姻届にサインを!💖❤❤
匠の人生の歴史的瞬間を目の前に
深い感動を噛みしめるわたくし。(親か)
匠・あっこちゃん❤おめでとー!!!\(^o^)/
(届け出は後日移住した伊良部島にて。)
というスペシャルでおめでたい記念の場に
なぜか縁あって居合わせることになった
森さんとわたくしです。
ありがたや~💕:・'°☆
突然、婚姻届書いてる場に遭遇してる森さん。笑!
御自分が結婚されたときのことを
しきりとおっしゃってました。
「そんなん俺、書いたかなぁ?
覚えてへんわぁ~笑」
オイオイ!笑
(森さんにはとってもステキな奥さまが
いらっしゃいます❤)
終始なごやかであたたかく
愛と笑いに満ちた時間でしたが
匠にとって
命懸けの目隠し登山をするにあたって
その前に婚姻届にサインしたのは
これで自分はもう自分だけのものではない
これから人生を共にゆく愛する人のためにも
断じて生きて山を降りる
何があっても生き抜くのだ
という責任と覚悟と腹を決める
大事な儀式であったのだと
思います。
キッチンには
淳子さんが仕込んでくださった
大量のおでんとカレー💕
もうほんっと美味しすぎて!
ちょっとつまみ食い…のつもりが
キッチンで立ったまま
本格的に食べ始めてしまったわたくしたち♫
さっきまでのお腹の絶不調はどこへ:・'°☆ 笑。
ザッとお風呂はいって即入眠の森さん(奥)
の手前には、
にこにこしてカレーを食べてるあっこちゃん。
そこに、
お風呂から出た匠が
パンツ一丁で現れ
(さすが実家…)
ヒソヒソ声でお喋りしてる女3人
(淳子さん、あっこちゃん、ひめ)の笑い声に
「シッ!」(森さんの睡眠の邪魔になるので)と
こわい顔で注意する(パンツ一丁の)匠…
※ご心配の皆様へ
もちろん白のブリーフとかじゃなく
黒のボクサーパンツでした~◎
(なんの報告)
などなど、真夜中の
さまざまなシーンの
(あとで見たらおもしろい…)
動画を撮る私
まわりのひとたちも
みんなすぐ慣れて(あきらめて?)
撮られてくれるので
ほんとありがたいです。 笑
おっと!
あと2時間しないうちに起床です。
おやすみなさい!
・
・
・
布団入って寝たと思ったら
すぐアラーム鳴って起きた。
急いで身支度して
予定通り2時半に出発して
匠の運転する車で
集合場所の早池峰山登山口へ。
やっと雨は止んだけど
すごい霧で全然前が見えない。
辺り一面真っ白です。
幻想的…
慎重に運転する匠。
朝御飯食べる時間なかったので
てか、ほんのさっきまで
食べ続けてたんだから
無理に食べずとも なのにね〜 笑
車中でおにぎりをパクパク。
淳子さんが5人の分を寝ずに
握ってくれてたやつ(涙)
美味しすぎて泣きそう!
ありがとうございます✨
温かい紅茶といっしょに
いただいていると
だんだん体に元気が
みなぎっていくのを感じる。
霧が晴れて
走ってる車のなかから見る夜空が
物凄く美しくて!!
見たことないような数の星!!
匠も森さんもあっこちゃんも
私も感嘆の声をあげた。
月のそばの赤い金星
オリオン座
北斗七星
ひしゃく
あっ、一緒か
とにかく知ってる星が
全部登場してて!
なにこれ!!!すごい!!!
きれい………!!!
あー
なんだかすごい登山になりそうだ。
完全に祝福されてるー💕💕💕
登山口の駐車場に到着。
ここが最後のトイレなので全員ゴー。
あとは山頂までない。
月も美しかった~
ガイドしてくださる
北上山岳会のお二人
土井さんと及川さんと合流する。
あっこちゃんと匠は
北上山岳会に今回のプロジェクトの
プレゼンに行った時と、
土井さんの消防訓練に見学に行った時に
お二人と会っていて、
私、森さんは初めましてとご挨拶。
星空の美しさに
みんなで感動してると
副校長をされてる土井さんが
星の説明をしてくださった。
いっそ地面に寝転んで
いつまでも見上げていたいような
ほんとうに見事な星空でした。
そして
いよいよ登山スタート。
最初は沢をいくつか
越えたりするので
匠が目隠しするのは
そこを越えた地点から。
と決めていた場所までは
みんなハイペースで
ぐんぐん登っていく。
すぐ心臓がはぁはぁ
苦しくなる私は、
「登りはゆっくり目で」
の基本に沿ってマイペースで
登るようになってから
気ままに歩ける一人登山が
ますます好きになった。
今回の登山も
(目隠ししてる人に合わせるのだから
スローペースになるだろう)
と考えて参加したのだけど
その希望的観測は
鼻っからこっぱみじん。(>_<)
思えば
目隠ししてからは
スローペースになるのが
分かっているのだから
急げる間に急ぐのは当然のこと。
おまけに
山岳会のお二人は
なんと全盛期は
「1時間半(!)で往復した」
とのことでとにかく速い速い!
ほへー・・・(;´Д`)
真っ暗な中をヘッドランプの灯りを頼りに歩く。
沢の濡れて滑る石、、、
速いペース、、、
最初から泣きそうである。
でも、
もうスタートしてしまった以上
前に進むしかない。
最初の小休憩。
温かい紅茶の
甘さがうれしい。
靴紐の調整してまたすぐ歩き出す。
FBにリアルタイムでアップしたら、
早起きの人たちがさっそく反応してくれた。
少しずつ空が明るくなってきた。
【つづく】
by himeloveart
| 2017-08-09 09:00
| 北田 匠【目を閉じて山を登る】